相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で23日、「やまゆりの日」の集いが開かれ、事件で亡くなった19人をしのんだ。事件から26日で10年となる。書家でダウン症の金澤翔子さんが席上で「愛」と揮毫し、参加者らは事件を風化させず「ともに生きる社会」の実現へ思いを新たにした。
「やまゆりの日」集い、約230人が参加
催しは「やまゆりの日~共生社会の実現に向けて~」と題し、神奈川県知的障害施設団体連合会と園を運営するかながわ共同会が主催。事件後に入所者の一部が移った芹が谷やまゆり園(横浜市港南区)など、県内の施設利用者も参加した。
会場の体育館は、事件直後に居住施設が使えなくなって入所者たちが1カ月余り過ごした場所でもある。追悼式では、約230人の参加者らが1分間の黙禱を捧げ犠牲者の冥福を祈った。関係者らはあいさつで、二度とこのような事件を繰り返さず、風化させてはならないと決意を述べた。



