cielo azulは9月11日、「浮気・不倫調査における探偵費用の実態と見積もりギャップ」に関する調査結果を発表した。調査は2026年8月19日~8月21日、浮気・不倫調査で探偵事務所と契約し調査を実施したことがある男女520人および、浮気・不倫調査で探偵事務所に相談したが、契約には至らなかった男女514人、計1,034人を対象にインターネットで行われた。
探偵事務所を選ぶ際に重視する項目
「探偵事務所を選ぶ際に重視した項目」について複数回答で尋ねたところ、「調査力・成功率」(42.5%)と回答した人が最も多く、「料金体系の明瞭さ」(39.6%)、「料金の安さ」(30.1%)となった。「料金の安さ」よりも「料金体系の明瞭さ」を重視する人が多く、単に安価であることを求めているわけではなく、「いくらかかるかわからない」という状態を避けたい心理がうかがえる。
続いて、「前問で回答した項目の中で、最も重視した項目」を1つだけ選んでもらったところ、「調査力・成功率」(24.3%)と回答した人が最も多く、「料金体系の明瞭さ」(17.7%)、「料金の安さ」(15.8%)となった。最も重視する項目として絞り込んだ場合でも、順位に変動は見られなかった。
浮気や不倫の証拠収集は、裁判や慰謝料請求など、その後の人生を左右する法的な手続きを見据えて行われるケースが大半。そのため、「絶対に失敗できない」という思いが、調査力や成功率を最優先する結果にあらわれていると推測できる。
相談前の不安と支払額への納得感
「探偵事務所に相談する前に、不安だったこと」を尋ねたところ「費用がいくらかかるか」(47.2%)と回答した人が最も多く「追加料金が発生しないか」(43.6%)、「本当に証拠が得られるか」(38.6%)となった。探偵事務所への相談において、「金銭面」に不安を感じていた人が多いことが判明した。「費用の総額」や「追加料金」に対する懸念が上位を占めており、相談前の段階で金額の見通しが立たないことが、心理的なハードルになっていると考えられる。
また、「本当に証拠が得られるか」という不安も上位に入っていることから、高額な費用を払っても結果が出ないことを恐れる依頼者の心理が考えられる。
ここからは、浮気・不倫調査で探偵事務所と契約し、調査を実施したことがある男女に聞いた。「実際に探偵事務所に支払った金額について、どの程度納得しているか」と尋ねたところ、約8割が「非常に納得している」(25.6%)、「やや納得している」(53.5%)と回答した一方で、約2割は「あまり納得していない」(16.3%)、「全く納得していない」(4.6%)と回答した。
その理由について尋ねると、納得している人では「迅速かつ丁寧な対応だったため」(42.1%)が最も多く、「費用に見合う十分なサービスだったため」(35.8%)、「期待以上の調査結果が得られたため」(32.4%)と続いた。一方、納得していない人では「想定していたよりも費用が高かったため」(36.7%)が最多となり、「期待していた調査結果が得られなかったため」(28.4%)、「費用に見合わないと感じたため」(27.5%)と続いた。
納得している人は、調査結果そのものだけでなく、「迅速かつ丁寧な対応」というコミュニケーションの質を最も高く評価していることがわかった。なお、「想定していたよりも費用が安かったため」(26.0%)は5位にとどまっており、金額の安さが納得感の中心にあるわけではないことがうかがえる。対して、納得していない人は「想定していたよりも費用が高かった」「期待していた調査結果が得られなかった」という点にネガティブな想いを抱く傾向が見られた。この結果から、探偵事務所へ依頼した際の納得感には、証拠の有無や金額の安さだけでなく、依頼者に寄り添う誠実な対応と、支払った対価に見合うサービスの実感が関わっているといえそうだ。
見積額と実際の支払額のギャップ
全員に、「相談する前に、自身で想定していた費用の相場イメージ」について尋ねたところ、「10万円~30万円未満」(24.9%)と回答した人が最も多く、「30万円~50万円未満」(19.5%)、「5万円~10万円未満」(14.8%)となった。上位3項目で全体の6割近くを占めており、特に「10万円~30万円未満」に回答が集中している。一方で、「50万円以上」を想定していた層も一定数存在し、事前の知識や情報収集の度合いによって、相場イメージにばらつきがあることも見受けられる。
ここからは、再び浮気・不倫調査で探偵事務所と契約し、調査を実施したことがある男女に、見積額と実際の支払額について聞いた。「相談時に提示された見積り額と、実際に探偵事務所に支払った総額」について尋ねたところ、相談時に提示された見積り額では、「10万円~30万円未満」(33.1%)と回答した人が最も多く、実際に探偵事務所に支払った総額でも同様に、「10万円~30万円未満」(27.5%)が最多だった。
さらに詳しく見ると、約6割が見積り額と「同じ金額帯」に収まっており、多くのケースで想定内の費用で調査が完了していることがわかる。一方で、約4人に1人が「見積額より高い金額帯を支払った」と回答しており、見積り額を超える支払いが発生するケースも一定数あることがわかる。なお、これは金額帯どうしを比べた結果のため、同じ帯の中での増減は含まれていない。
依頼しなかった理由と予算ギャップ
実際に契約し調査を行った層の多くが納得感を得ている一方で、相談にとどまり契約に至らなかった人にはどのような背景があったのか。ここからは、浮気・不倫調査で探偵事務所に相談したが、契約には至らなかった男女に聞いた。「探偵事務所に依頼しなかった最大の理由」について尋ねたところ、「費用が高かったため」(20.8%)と回答した人が最も多く、「自分で解決できたため」(14.8%)、「料金体系が不明瞭だったため」(14.0%)となった。
「費用が高かったため」と「料金体系が不明瞭だったため」を合わせると34.8%となり、3人に1人以上が費用に関する理由で依頼を見送っている。一方で、4位の「対応に不信感があったため」(11.9%)のように、相談時の対応そのものが理由になっているケースも一定数あった。
「相談時に提示された見積り額と、自身が探偵事務所に支払えると考えていた上限額」について尋ねたところ、相談時に提示された見積り額では、「30万円~50万円未満」(23.5%)が最多となった一方、自身が支払える上限額は「10万円~30万円未満」(23.0%)が最多となった。最も多い金額帯が、見積り額では「30万円~50万円未満」、支払える上限額では「10万円~30万円未満」と、ひとつ下の帯になっている。探偵事務所が提示する金額と、依頼者が用意していた予算の間に開きがあることがわかる。
依頼しなかった最大の理由として「費用が高かったため」が1位に挙がっていたことと合わせて見ると、この差が契約を見送る一因になっていると考えられる。



