単身高齢者や仕事をしながら介護をする人々の増加に伴い、介護保険外サービスの市場規模は今後拡大していくと見込まれている。介護保険ですべてをまかなうには限界があり、国も介護保険外サービスを推進している。昨年には、介護保険外サービスを展開する事業者などの団体も設立された。
介護保険外サービス拡大の背景
単身高齢者や働く介護者が増加しており、確実にニーズが高まってくるとみられる。介護保険のサービスではまかなえない日常的なサポートが必要になってくるためだ。
一方で、介護保険のサービスの自己負担が所得に応じて1~3割であるのに対し、介護保険外サービスは全額自己負担となる。経済力の差が反映されてしまう現実があり、周知があまり進んでいないことも課題とされている。
利用時の注意点と費用準備
介護保険のサービスも受けている場合、事業者からどこまでが介護保険のサービスで、どこからが介護保険外サービスか、説明をしっかり聞き、同意し、契約することが重要だ。難しい場合は、家族やケアマネジャーなどに立ち会ってもらうことも勧められる。利用者の自立支援に役立つサービスを選ぶことも大切だ。
全額自己負担であるため、費用が適切か、合計でいくら払うことになるのかを把握しておくことも重要となる。
介護費用の準備を早めに
公的な介護保険が整備されても、介護にお金がかかることが多いのは事実だ。公的な介護保険では現金給付がない。親の介護に直面する前、40歳ごろを過ぎたら、民間の介護保険などを含め、介護費用の準備を考えてみることをお勧めする。



