自宅開放の子育て支援「しばふハウス」開設10年 「頼れるおじさん」の地域愛・さいたま
自宅開放の子育て支援「しばふハウス」開設10年 さいたま

さいたま市中央区で、家や庭を開放した子育て支援フリースペース「しばふハウス」が開設10周年を迎えた。運営する三尾新代表(39)は、当初は「この事業はうまくいかない」と言われたこともあったが、今では「子供は生き生きと成長し、親御さんは子供とともにくつろげる場所」に成長したと語る。

「頼れる近所のおじさん」のような存在

JRさいたま新都心駅から徒歩約15分。マンションや住宅が立ち並ぶ一角に、大きな庭付きの戸建て住宅がある。学校帰りの子供たちが、縁日などで見かける射的の鉄砲おもちゃを使い、景品を取るゲームに夢中だ。

しばふハウスは最近新しい拠点に移り、庭や家を手直ししながら使う必要があるため、射的をしたい人は庭の草むしりを行うルールを設けた。遊び方の方向性は三尾さんが指示するが、ほとんどは学年が上の子供が企画し、自主的に運用しているという。

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成長を長期に見守る喜び

庭先には子供の母親らも数人いて、温かく見守る。三尾さんは「開設当時小学生だった子が成人して今も連絡をくれる。成長を長期に渡り見守れていることが大きな喜び」と話し、開設10年をかみしめている。

行政施設とは一線を画した施設運営について、「頼れる近所のおじさんのような存在です」と明るく語った。

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