俳優の石原さとみが主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ『ポリティカルパン』(10月7日スタート、毎週水曜 後10:00)のポスターデザインが21日、発表された。
“女ルパン”石原さとみが政界に潜む
同作は、使われ方が不透明な“ポリティカル・マネー=政治の金”に目をつけた史上最強の女ルパン・如月弥生(石原)が、架空の国・ニッポニアを舞台に、政界に潜り込み、ダークな政治の金を奪い取る、金も心も盗み盗まれの怪盗エンターテインメント。脚本家・野木亜紀子氏が、『アンナチュラル』以来、約8年ぶりに石原とタッグを組む。
ポスタービジュアルを手掛けたのは、藤井亮氏。『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』や映画『大長編 タローマン 万博大爆発』の監督・脚本をはじめ、多くのアーティストのMVや広告など数々の独創的な映像作品で評価される。
鮮やかな赤い紙幣が舞うビジュアル
莫大な政治の金を札束プールに見立てて、紙幣をあえて鮮やかな赤に染め上げることで、まるで舞い散る花びらのようにも見え、美しさとお金の恐ろしさが共存する抽象的かつエッジの効いたビジュアルとなった。
また、音楽は岩崎太整氏が担当することが決定。岩崎氏は、映画『モテキ』で日本アカデミー賞優秀音楽賞、映画『竜とそばかすの姫』で同最優秀音楽賞、日本ゴールドディスク大賞サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。このほか、『全裸監督』『First Love 初恋』、映画『TOKYOタクシー』など数々の劇伴を生み出してきた。
藤井亮氏と岩崎太整氏のコメント
藤井亮氏は「ドラマのポスタービジュアルは、作品そのものより先に人の目に触れることも多い、いわば作品の“入り口”であり“お店の看板”のようなものだと思っています。その入り口で、うっかりお客さんを引き返させてしまうようなことがあってはいけない。そんな緊張する仕事です。お店の中身がダメならば、『看板に偽りあり』と言われるのも覚悟で、せめて看板くらいは良く見せておこう……と、ある意味気楽に構えられるのですが、今回はなんといっても野木さんの脚本で、キャストもスタッフもこれ以上ない布陣です。これで『入り口の看板のせいで、そっぽを向かれてしまったらどうしよう』と、普段、自分の作品のビジュアルを作るとき以上に緊張しました」とコメント。
さらに「政治の世界を扱った物語ではありますが、政治色を前面に出しすぎると、ドラマへの敷居を高くしてしまうので避けたい。そこは僕も野木さんも北野プロデューサーも同じ意見でした。そして“ルパン”とはいえ、派手なアクション作品に見えてしまっても違う。目指したのは、あくまで“ポリティカルなルパン”です。やはり根っこにあるのは“お金”の物語なので、あれこれ考えているうちに、ふと頭に浮かんだのが“札束風呂”でした。もちろん、そのままやれば成金感満載で、ギャグ寄りの生々しい絵になってしまう。でも、これをもっと壮大にして、華やかさと、このドラマの持つスケール感を同時に出せないか。そう考えて提案したのが、今回の“札束プール”のビジュアルです」と制作背景を明かした。
岩崎太整氏は「野木亜紀子さんの脚本は、作品ごとに千変万化しながらも、常に秘匿された真実を探り続けているように感じます。時に軽妙に、時に重厚に、人々が見落としたり、気づかないふりをしたりするような暗がりを丁寧に照らし、その存在を伝える。“物語”が本来的に担うべきものを、いつもあらためて気づかせてくれます」とコメントしている。
プロデューサーも期待を寄せる
プロデュースを務める北野拓氏(フジテレビ第1スタジオ)は「タローマンの監督で有名な映像作家・藤井亮さんに物語の世界観を想像させるアート性の高いキービジュアル、そして、架空の国・ニッポニアが舞台の社会風刺とエンタメ性が融合した今回のドラマにふさわしいタイトルバックを作っていただきました。ぜひ注目して見ていただければと思います!さらに、音楽は脚本野木さんとの前作『フェンス』にも参加していただいた岩崎太整さんにお願いしました。今回はブラックミュージックを基軸に幅広くスタイリッシュな劇伴を作っていただきました。ぜひこちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです!」と語った。



