3日午前7時50分頃、宮崎県日南市の南郷漁協から「エビ網漁に出た漁船が戻ってきていない」と宮崎海上保安部に通報があった。捜索していた僚船が海上で漂流している男性3人を見つけて救助したが、3人は全員死亡が確認された。
救助された3人は全員死亡、救命胴衣は着用せず
同海保によると、漁船は「新徳丸」(0・9トン)。3人はいずれも日南市の男性船長(76)と、同乗者の男性2人(82歳と73歳)。海保は氏名は家族の強い意向で公表しないとしている。発見時、3人は救命胴衣を着用していなかった。3日夕現在、新徳丸の船体は見つかっていない。
出港から約6時間後に通報、波浪注意報・海上風警報が出ていた
同漁協によると、新徳丸の乗組員は3人で、伊勢エビ漁のため3日午前2時頃、同市の目井津港を出港。その後、「船が戻ってこない」と乗組員の家族から漁協に連絡があった。
気象庁によると、日南市を含む宮崎県南部平野部には2日から波浪注意報が出され、3日午前5時35分には同市沖を含む日向灘に海上風警報が出されていた。同海保によると、3人が見つかった海域付近は午前9時半現在、天候は曇りで、1・5メートルのうねりがあった。



