長野県大町市美麻の神社で8月31日、社殿の屋根の銅板が剥がされ、盗まれていたことがわかった。隣接する小川村の神社でも同25日、屋根の銅板が持ち去られる被害が判明しており、いずれも金属盗事件とみて県警が捜査している。
管理人が朝に被害を発見、内部は雨漏り
神社の関係者によると、駐在所の警察官から連絡を受けた管理人の男性が31日朝、被害に気づいた。内部は雨漏りしていたという。
神社は第2次世界大戦の地区の戦没者をまつっている。遺族が1人で管理し、普段は無人となっている。
宮司「遺族の気持ちがこんな形で踏みにじられるとは」
神社で催事を行う宮司の男性(69)は「ご遺族は一生懸命、慰霊を続けようと管理してきた。その気持ちがこんな形で踏みにじられるとは……」と唇をふるわせる。
男性が宮司を務める小川村瀬戸川の神社でも、社殿などの屋根の銅板が何者かによって持ち去られたことが分かり、男性は警察に被害届を提出した。



