神栖市長選めぐる訴訟、県選管が争う姿勢 即日結審
神栖市長選訴訟、県選管が争う姿勢 即日結審

昨年11月の茨城県神栖市長選を巡り、県選挙管理委員会から当選無効の裁決を受けた現市長の木内敏之氏(65)が、県選管に裁決の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、東京高裁(佐藤哲治裁判長)で開かれた。県選管側は請求棄却を求めて争う姿勢を示し、即日結審した。判決は9月3日。

くじ引き当選の背景

市長選では、木内氏と前市長の石田進氏(67)が得票同数となり、くじ引きで木内氏が当選した。県選管は今年4月、石田氏側の申し立てを受けて、木内氏の有効票を確認したところ、「まんじゅうや」「だんごさん」と記載された2票を無効票と判断。この結果、石田氏の得票数が上回り、木内氏の当選を無効とする裁決をした。

双方の主張

木内氏側は訴状で、無効票とされた記載について、親族が市内で明治時代創業の和菓子製造会社を営んでおり、木内氏を指す通称として浸透していると主張。これに対し、県選管側は「木内氏の通称として広く使用されているとは認められない」と反論した。

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