清水町、住民投票求め署名1000筆突破 十勝清水町への町名変更否決受け
清水町、住民投票求め署名1000筆突破 十勝清水町への町名変更否決受け

町名を「十勝清水町」に変更する賛否を問う住民投票の条例案が町議会で否決された清水町で、町民有志による署名活動が行われ、8月31日時点で1000筆を突破した。改めて条例案が議会に提出される見通しだ。

署名活動が1000筆を突破

署名活動は、8月17日に約30人で発足した「町名変更を考える会」が行っている。代表の宮川司さん(45)は「変更に賛成であれ反対であれ、町民の意思が示される場がないのはおかしい」と語る。8月26日には町役場前やJA十勝清水町前などで署名を呼びかけ、公務の合間に訪れた辻康裕町長も署名した。

町が提出した条例案は、特別委員会を経て6月定例会の本会議で採決が行われたが、反対と賛成が各6人と並び、議長裁決で否決された。辻町長は「非常に残念だが、議会の判断は重い。一区切りとする」と述べ、町として再提案しない考えを示した。一方で、町民からの直接請求への期待感をにじませていた。

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署名後、取材に応じた辻町長は「住民投票をしたいという意思表示に賛同し、一町民として名前を書いた」と語った。

直接請求の要件を大きく上回る

町によると、直接請求には選挙人名簿登録者の50分の1以上の署名が必要で、9月の定時登録時点では144人(筆)となる。会によると、8月31日時点の署名数は1032筆と既に大きくクリアした。

宮川さんは「さらに一人でも多くの人から集めたい。(一度は否決した町議会に)インパクトのある数字になれば」と話す。会は今月12日まで署名活動を行い、町選挙管理委員会に提出する。

町選管による署名簿の審査などを経て署名が有効と確認されれば、会は改めて署名簿と、自分たちで作成した住民投票条例案を町に提出。辻町長が、意見を付して町議会に諮ることになる。

「YES!十勝清水!」でブランド化

清水町は、町のキャッチコピー「YES!十勝清水!」を発表した。サブコピーは「清水町には、力がある。」で、来客との記念撮影時のバックボードなどを作成するほか、町民にもイベントなどの際、最後に発声してほしいとしている。

キャッチコピーは、美容外科「高須クリニック」の「YES!高須クリニック」を参考に「肯定的に、前向きに進んでいこう」との意味を込めて辻康裕町長が発案し、8月7日に発表した。町の知名度アップのため変更が必要と考えた「十勝清水」をキャッチコピーとして広く発信することで、ブランド化する狙いがある。

辻町長は「ブランド化に一刻の停滞も許されず、現状でできることをやっていく」と語った。8月22日に高須克弥・統括院長と東京都内で面会し、「YES!」の使用について快諾を得たという。

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