長崎市の長崎原爆資料館で大規模な展示更新の工事が進められている。このほど入り口付近のコーナーの工事が終わり、11日から公開が始まった。
開館30年、被爆80年記念事業の一環で改装
同館は今年で開館30年を迎えた。被爆者の高齢化や減少が進む中、市は時代の変化に対応した展示内容にするため、被爆80年記念事業の一環として改装工事を計画。展示コーナーごとに段階的に進める予定で、入り口付近のコーナーは9月から着手していた。工事は休館せず夜間に行い、来年3月の完了を目指している。
被爆前後の写真で惨禍を一目で
入り口付近のコーナーには、爆心地に近く、壊滅的な被害を受けた浦上天主堂や山王神社などの被爆前後の写真を並べて展示。原爆がもたらした惨禍や破壊力のすさまじさが一目で分かるようにした。
この日は3連休の中日ということもあり、多くの外国人観光客が訪れ、被爆資料に見入っていた。