福岡県みやま市長選は11日に告示され、いずれも前市議で無所属の新人3人が立候補を届け出た。各候補は、人口減少のペースに歯止めがかからない状況の改善などに向け、農業や漁業振興、子育てしやすい環境づくり、豊かな自然を生かした地域活性化などを訴えて街頭を回った。投開票は18日。
立候補者と投票スケジュール
立候補したのは、届け出順に、河野一仁候補(55)、吉原政宏候補(59)、古賀義教候補(74)。
期日前投票は12~17日、市庁舎と高田支所、山川支所で受け付ける。投票は18日午前7時~午後8時、市内17会場で行われ、午後9時半から市総合市民センターで開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は2万8535人。
河野候補「農業で稼いで食べられるように」
河野候補は選挙事務所前横の公園で出陣式を行い、地元県議や市議、農業、商工関係者らが集まった。
河野候補は第一声で「この20年間で市の人口は1万人減った。これから20年後、子や孫にこのままのみやま市を引き継いでいいのか」と呼びかけ、「農業で稼いで食べられるようになれば、継いでくれる子も増えるだろう。住んでいきたいと言われるみやまにしていきたい」と力を込めた。
吉原候補「若者が帰ってくる政策進める」
吉原候補は農協施設で出陣式を開いた。
地元県議らの激励を受けてマイクを握ると、人口減少などを市政の課題に挙げて「基幹産業である農業を守り、少子化対策、若者が帰ってくる政策、皆さんの暮らしを守る政策を一体となって進めなければならない」と強調。「暮らしやすい元気なみやまを作り、次世代につないでいけるのは私しかいない」と声を張り上げた。
古賀候補「ふるさと納税10億円目指す」
農協施設で開かれた古賀候補の集会には、元参院議員らが応援に駆けつけた。
古賀候補は「農産物などをアピールして、ふるさと納税10億円を目指す。税収を増やすため、荒れ地を買い取って(九州自動車道の)サービスエリアを改良し、民間企業を誘致し食べて泊まれる施設にしたい。市長としてやっていける自信があるから出馬した。皆さんと一緒にみやま市を変えていきたい」と語った。