北九州市教育委員会は3日、中央図書館(小倉北区)と戸畑図書館(戸畑区)にあった稲葉稔さんの時代小説や赤川次郎さんのミステリー小説など文庫本約400冊が所在不明となっていると発表した。盗難されたとみて、警察に被害届を提出した。
被害の内訳と金額
発表によると、中央図書館の258冊と戸畑図書館の133冊で、いずれも館内の文庫本コーナーに配架していた。中央図書館では稲葉さん(96冊)や井川香四郎さん(51冊)らの時代小説、戸畑図書館では赤川さん(60冊)や東野圭吾氏(39冊)らのミステリー小説に被害が集中。被害額は約25万円に上るという。
発覚の経緯と過去の事例
8月6日、市民から本の予約を受けた中央図書館職員が気づき、市立の全14館で調査を行った結果、2館での被害が確認された。
中央図書館では2018年にも、市出身の松本清張の全集62冊が所在不明となり、今も見つかっていないという。



