フランスで教育環境の改善を求める高校生らのデモ活動が激化している。AFP通信などによると、治安部隊との衝突も起きており、仏北東部ランスでは5日、15歳の男子生徒が暴動の鎮圧用に用いられる手りゅう弾で片手を失う重傷を負った。
手りゅう弾で重傷、命に別条なし
治安部隊が放った手りゅう弾を男子生徒が拾った際に爆発したものとみられている。男子生徒の命に別条はないという。
教育省によると、5日には全国の高校3700校のうち413校で、抗議活動や校門の封鎖などの行為が確認された。
全国でデモ拡大、5000人拘束
フランスでは9月下旬以降、教員不足や校舎の老朽化などに抗議するデモが全国各地に広がっている。一部では生徒が暴徒化し、治安部隊が催涙弾などを使用して鎮圧する事態に発展している。
これまでに5000人が拘束され、うち85%が未成年者だという。
6日も大規模デモ呼びかけ
6日も大規模な抗議デモが呼びかけられており、混乱に拍車がかかることが懸念されている。