鷹で団地の害鳥対策!鳩やカラス撃退、糞害激減…鷹匠の放鷹に密着
鷹で団地の害鳥対策!鳩やカラス撃退、糞害激減

東京都にある神代団地では、伝統的な「放鷹」を用いた害鳥対策が行われている。鷹匠が飼いならした鷹を放ち、鳩やカラスなどの鳥を追い払うことで、糞害やゴミ荒らしを大幅に減らすことに成功している。このユニークな取り組みは、住民だけでなく、団地を訪れる人々の間でも話題となっている。

神代団地と放鷹の取り組み

神代団地は、団地好きには人気のスポットとして知られている。クリエイターの雑貨を販売し、さまざまなイベントを主催する「手紙舎」が、この地でカフェやベーカリー、雑貨店を展開している。そのため、手紙舎ファンの若い世代がわざわざ訪れ、団地の環境の良さに惹かれて住み替えるケースもあるという。

害鳥対策の詳細

プロの鷹匠が介入しても、住民自身の協力がなければ被害は食い止められない。そのため、鷹匠の江頭さんは、家庭でできる最大の防衛策として「清掃」の重要性を強調する。「ハトにとって糞の量は、そこが『安心できる場所である』というマーキングになります。ですから、もし糞を落とされたらすぐに掃除する。地道ですが、この繰り返しの対策が重要です」と江頭さんは語る。

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また、ハトはわずか3センチの隙間があれば侵入できる。室外機の下や植木鉢の隙間など、意外な場所を寝床にすることを知っておく必要がある。「羽を畳むと骨格は本当に小さい。ベランダに物を置いている方は、特に注意して見ていただきたいですね」と江頭さんは注意を促す。

放鷹の効果と住民の声

天敵である鷹を放って鳥を追い払う、生態系をそのまま生かした対策は理にかなっている。なかには「かわいそう」という声があるが、鳥による糞害の影響は思っていた以上に深刻だ。この放鷹は、団地の暮らしを彩るちょっとしたイベントにもなっており、今後も定期的に行う予定だという。撮影中に遭遇した遠方から来た男性は「いいなぁ。うちの駅前もムクドリの糞や騒音がすごいんだ。来てくれないかな」とぽつりと語った。今後、導入する自治体や団地は増えるかもしれない。

住民ができる対策

普段から洗濯物を干したりして、ベランダへの出入りが多い部屋にはハトは寄り付きにくいという。空き家の場合はどうしてもハトが来てしまうので、ネットを張るなどの対策を講じている。

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