腎不全を患う60代の女性が、5年前に中央アジアで受けた腎臓移植が「失敗」に終わった経験を朝日新聞の取材に語った。移植した腎臓はその後摘出され、透析から抜け出すことはできなかったという。
国内の待機期間は平均約15年
女性が人工透析を始めたのは50代になった頃。国内では当時、腎臓移植を希望する人は1万人を超え、移植の待機期間は「平均約15年」とされる。この先も移植を受けられずに透析が続くと思うと「怖かった」と振り返る。父親も透析の末に亡くなっており、不安は大きかったという。
少しでも早く移植を受けられないかと考え、ネットで見つけたNPO法人「難病患者支援の会」(2026年1月に認証取り消し)を頼った。女性は「わらにもすがる思い」だったと話し、ウズベキスタンへ渡航した。
渡航移植の実態は見えにくい
渡航移植の実態が見えにくいなか、女性は自身の経験を伝えたいと取材に応じた。この団体の理事(当時)は…(続きは有料記事)



