簗農水相問題で首相の任命責任問われる 「能力主義」掲げた肝いり人事
簗農水相問題 首相の任命責任問われる 肝いり人事

農林水産相の簗和生氏の発言に端を発する問題は、高市早苗首相の意向を色濃く反映する「肝いり人事」であることが任命責任を重大にしている。

首相、更迭の可能性に言及

13日、衆院予算委員会。会派・中道の山岡達丸氏(民主改革の会)から、簗氏の更迭に対する考えを問われた首相は「今日の時点で『今後どうするか』と聞かれてもお答えしかねる」と述べた。

9月に行った初の内閣改造に向けて「能力主義」にこだわった首相は、党所属議員を対象とするアンケートの中身を頼りとした。政府・党の役職希望とともに、その理由を記すよう求めたもので、首相は「アンケートにつぶさに目を通し、本人の専門知識、課題意識、やる気を吟味した」と語った。

簗氏のアンケートと経歴

簗氏はアンケートに何をどう記入したのか。首相は13日の国会答弁で「しっかりと農林水産行政の実態を捉え、改善するための対策を書いていた」と説明した。簗氏は党農業基本政策検討委員会事務局長、党畜産・酪農対策委員長などを歴任。岸田政権下で政調会長だった首相のもとで党農林部会長も務めている。

ただ、簗氏の入閣はとりわけ…