13日投開票の沖縄県知事選は、自民などが推した新顔の古謝玄太氏が初当選し、史上最年少の沖縄県知事に就任することになった。なぜ古謝氏が選ばれ、現職で3期目を目指した玉城デニー氏は敗れたのか。有権者は何を重視したのか、投票所で聞いた。
基地問題に「見切り」をつけた有権者
アメリカ軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先の辺野古がある名護市。会社員男性(56)は、基地移設を容認する古謝氏に投票した。「30年以上基地問題の解決に期待してきたが変わらない。見切りをつけた」と明かす。
過去2回の知事選は、移設阻止を掲げる玉城氏に投票した。だが、直近3回の知事選で移設反対の候補が当選し、2019年の県民投票で埋め立て反対が7割を超えても、政府は土砂投入を続けた。基地はないに越したことはないと思うが、条件を整えた上で受け入れた方がいいのではないか、と考えた。
「変化」への期待と経済政策
新知事に期待するのは、「変化」だ。古謝氏が所得増を公約に掲げたことも、投票理由になった。5歳と2歳の子どもがいる。子どもの将来のためにも「手取りが増える政策を進めてほしい」と要望する。
会社員の男性(22)も古謝氏に投票した。「現職は政府と対立している。うまく連携して沖縄を変えてほしい」という。
昨年就職活動をしたが、地元…この記事は有料記事です。残り939文字



