EU離脱後も英国は欧州人権条約に残留、スターマー首相が表明
EU離脱後も英国は欧州人権条約に残留、首相表明

キア・スターマー英首相は4日、欧州人権条約(ECHR)からの離脱を求める声を退け、英国が同条約に残留する方針を正式に表明した。これは、EU離脱後も英国の人権保護の枠組みを維持するという政府の姿勢を明確にするものである。

首相の声明と背景

スターマー首相は声明で、「欧州人権条約は英国の人権保護の基盤であり、これからもその一部であり続ける」と述べた。同首相は、保守党内で一部から上がっていたECHR離脱要求を明確に否定し、人権保護の継続を強調した。

英国は1950年にECHRを採択し、1953年に発効した同条約の原加盟国である。しかし、EU離脱をめぐる議論の中で、一部の保守派議員からは、自国の司法主権を強化するためにECHRから離脱すべきだとの声が上がっていた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

保守党の反応と今後の影響

保守党の一部議員は、スターマー首相の決定に失望を表明した。一方、人権団体や法曹界からは、ECHR残留を歓迎する声が上がっている。人権団体「リバティ」の幹部は、「この決定は、英国が人権保護にコミットしている証拠であり、市民の権利を守る上で重要な一歩だ」とコメントした。

スターマー首相の表明は、EU離脱後の英国の国際的な人権に対する姿勢を明確にするものであり、今後の英国の外交政策や司法制度に影響を与える可能性がある。また、英国がECHRに残留することで、欧州人権裁判所の判決が引き続き英国に適用されることになる。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ