ドナルド・トランプ米大統領は20日、イランに対し、「イランは米兵を殺害するたびに、何倍もの代償を払うことになる」と警告した。一方、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、米国との戦闘が「全面戦争」の状態にあると述べ、緊張が一層高まっている。
トランプ氏の警告と米兵の犠牲
トランプ氏は、週末に米兵3人が死亡したことを受け、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」にイランに対する警告を投稿。2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃したことをきっかけに始まった中東地域での紛争では、これまでに米兵17人の死亡が確認されている。
米国防総省が20日に発表したところによると、7月7日以降、約100人の米兵が負傷しており、大半は軽度の脳振とうだという。トランプ氏はSNSに「イランは米兵を殺害するたびに、何倍もの代償を払うことになる!」「この指令は、ピート・ヘグセス国防長官、ダン・ケイン統合参謀本部議長他、すべての軍指導者に伝えられた」と投稿した。
米軍の新たな攻撃とイランの全面戦争宣言
米中央軍(CENTCOM)は、米軍が20日にイランに対する新たな攻撃を開始したと発表した。この攻撃は、ホルムズ海峡で商業船舶を攻撃するために使用されるイランの軍事能力をさらに弱体化させることを目的としているという。トランプ氏が脅しを強める中、ペゼシュキアン氏は、米国との紛争が新たな段階に入り、「全面戦争の状態にある」と述べた。



