ロシア軍によるウクライナのキーウ州への攻撃が、2022年3月の侵攻開始直後以来、最大の激しさを見せていることが、紛争監視団体ACLEDのデータを基にしたAFPの分析で分かった。
9月は18日までに118回の攻撃
9月は18日までの時点で、同州への攻撃がすでに118回に達した。これは、1か月間で計174回の攻撃が記録された2022年3月以来、最も多いペースとなっている。
攻撃は今年7月以降に拡大し、8月と9月にさらに激化した。特に倉庫や企業、ガソリンスタンドなどが標的となっている。
年別でも攻撃回数は最多を更新
年別のデータでも、キーウ州への攻撃回数は今年、侵攻開始以来で最多を記録している。3か月以上を残した時点での更新だ。
攻撃の大半は無人機(ドローン)によるものだが、7月と8月にはミサイル攻撃の回数も増加した。
ウクライナ側は撃墜に苦戦
ここ数週間の攻撃の多くにはジェットエンジン搭載型の無人機が使用されている。ウクライナ側は弾薬不足により、撃墜に苦戦を強いられている。
ACLEDのデータによると、ロシア軍はウクライナの他の地域への攻撃も強めており、5月以降、攻撃回数は過去最多を更新し続け、8月には5500回に達した。
こうした大規模な攻撃は、ロシアとウクライナが互いに長距離攻撃を拡大させる中で起きている。ロシア軍は氷点下の厳しい寒さが予想される冬の到来を前に、ウクライナのエネルギーインフラへの攻撃を強めている。



