WBD買収手続き一時停止、米地裁が14日間の差し止め命令
WBD買収手続き一時停止、米地裁が差し止め

米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を巡り、西部カリフォルニア州の連邦地裁が20日、買収手続きを一時差し止める仮処分を出した。米CNBCテレビなどが報じたところによると、手続きの停止期間は14日間。パラマウントは9月末までの買収完了を目指していたが、遅れる可能性が生じている。

買収差し止めの背景:反トラスト法違反の疑い

カリフォルニア州が主導し、東部ニューヨーク州など他の11州と共に、買収は反トラスト法(独占禁止法)に違反する恐れがあるとして、差し止めを求めて13日に提訴していた。州側は判決が出るまで買収を完了しないよう両社に求めていた。買収額は1100億ドル(約18兆円)規模で、実現すれば映画スタジオやCBSテレビ、ニュース専門局CNN、動画配信サービスなどが傘下入りする大型買収となる。

今後の見通し:完了時期に影響か

仮処分により、パラマウントが目指す9月末までの買収完了スケジュールに影響が出る可能性がある。地裁は14日間の停止期間中に、買収の合法性について審理を進めるとみられる。買収が完了すれば、メディア業界の再編が加速するとの見方もある。

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