米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を巡り、西部カリフォルニア州の連邦地裁は23日、買収手続きを8月17日まで停止するよう命じた。地裁は既に8月3日までの停止を命じており、期限を延ばした。
買収差し止め訴訟の背景
カリフォルニア州など12州が反トラスト法(独占禁止法)に違反するとして買収差し止めを求めた訴訟を巡る判断。ロイター通信によると、パラマウントは買収手続き停止の長期化は「10億ドル以上の損失につながる可能性がある」と説明したという。
大型買収の規模と影響
買収額は1100億ドル(約18兆円)規模で、実現すれば映画スタジオやCBSテレビ、ニュース専門局CNN、動画配信サービスなどが傘下入りする大型買収となる。カリフォルニア州などは、買収が完了すれば米国の映画とケーブルテレビ番組の約3分の1を握り、消費者への価格上昇やサービスの質の低下を招くと主張している。



