トランプ米大統領は21日、輸入する全てのジェネリック医薬品(後発薬)を対象に、2年後から100%の関税を課すと自身のSNSで表明した。2028年夏までの2年間は関税を課さない猶予期間とする。後発薬の米国での生産を促すためだとしている。
猶予期間と段階的引き上げ
トランプ氏の投稿によると、8月1日から2年間は、これまでと同様に税率0%を維持する。28年8月から100%となり、1年後に200%へ引き上げる。
トランプ氏は狙いを「後発薬の生産を国内に回帰させるため」とした。「所定の期間に工場や設備を建設しない企業には罰則を科す」とも指摘している。
後発薬以外の医薬品関税
後発薬を除く医薬品を巡り、トランプ氏は4月、原則100%の関税を課す大統領令に署名した。ただ、対米投資の拡大や薬価引き下げで合意した企業には、減免措置などを設けた。日本は昨年の貿易合意に基づき、15%とされた。後発薬は対象に含めず、別途対応を協議するとしていた。



