バーナム英首相、ドイツの次期戦闘機GCAP参加に前向きな姿勢
バーナム英首相、ドイツのGCAP参加に前向きな姿勢

ドイツを訪問中のバーナム英首相は8日、日本、英国、イタリアによる次期戦闘機開発「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」へのドイツ参加に前向きな姿勢を示した。

メルツ独首相との会談で意欲表明

バーナム氏はメルツ独首相と会談後の記者会見で、「ドイツがGCAPに参加することに、我々が前向きであることをメルツ氏に伝えた」と述べ、「イタリアや日本といったパートナー国と協力して推進していきたい」と意欲を示した。

ドイツの開発計画は頓挫、複数の選択肢

ドイツは、フランス、スペインと次期戦闘機の共同開発を進めてきたが、開発の主導権を巡る独仏企業の対立で、今年6月に計画が頓挫した。ドイツは、独系企業連合による独自開発や、スウェーデンとの共同開発のほか、GCAP参加の可能性も排除していない。

参加による恩恵と課題

ドイツがGCAPに参加すれば、費用分担で他の参加国に恩恵が見込まれるが、開発スケジュールに遅れが生じるとの指摘もある。日本は、航空自衛隊F2戦闘機の後継として2035年の配備開始を目指している。

GCAPを巡っては、今年7月、将来的な機体導入を視野に、一定の情報を共有するオブザーバーとしてカナダが参加することが決まっている。