アフリカ東部の「未承認国家」ソマリランドと台湾が急速に関係を深めている。両者は、国際社会で確かな立場を築きたいという目標を共有し、連帯感を強めている。
2月中旬、「首都」ハルゲイサのまちを、台湾とソマリランドの旗が描かれた救急車が駆け抜けていった。「台湾の支援でソマリランドの医療に革新が起きている」。ソマリランド最大で、政府系の「ハルゲイサ・グループ病院」の救急医療トップを務めるセイナブ・アリ・ワルサマ医師は、そう語った。
台湾の支援で医療機器導入
ソマリランドの「首都」ハルゲイサ最大の病院では、急患の受け入れをする病院のスタッフが、台湾の支援で導入された電子システムや医療機器を利用している。
2025年5月に台湾の支援が始まったことで、医療現場に変革が起きているという。
「ノーチャイナ」戦略の展開
台湾はソマリランドを拠点に、中国に挑む「ノーチャイナ」戦略を展開している。両者の関係強化は、国際社会での立場確立を目指す共通の目標に基づいている。



