サッカー・ドイツ代表のユルゲン・クロップ監督(59)が17日、フランクフルトでの会見で「間違った人びとに愛国心を委ねたくない」と語った。極右政党・ドイツのための選択肢(AfD)を念頭に置いた発言とみられ、ドイツ国内で大きな注目を集めている。
帽子に込めたメッセージ
クロップ氏は7月に代表監督へ就任した。この日の会見は欧州ネーションズリーグに向けた招集選手の発表の場で、ドイツ国旗があしらわれた非売品の帽子をかぶり、そこには「(ドイツの総人口)8300万人のうちの1人」と書かれていた。
記者から帽子について問われると「ある選挙」に言及。AfDが4割超の票を得て圧勝した東部の州議会選を指しているとみられ、「良しとする人がいる一方で、多くが『なんてことだ。何が起きているんだ』と思った」との見方を示した。
「ポジティブな愛国心」とは
AfDは「自国第一」を掲げており、クロップ監督の発言は国内外で波紋を広げている。20日には首都でも議会選が予定されている。



