AI(人工知能)で生んだ富を社会に還元しようという動きが、米国のテック業界で相次いでいる。AI開発企業アンソロピックは株式の5%を基金に拠出し、AIの影響を受けた失業者支援などに充てると発表。実業家のイーロン・マスク氏も自身が率いる宇宙企業、米スペースXの株式を「来年、米国のすべての子どもに1株ずつ贈る」と表明した。
AIへの反発を和らげる狙い
AIによる雇用や安全性への懸念が広がるなか、AIへの反発をやわらげ、社会の理解を得る狙いもありそうだ。
アンソロピックは18日、株主の承認を条件に、同社株式の5%を新設する公益基金に充てる方針を明らかにした。基金は同社が100%所有。NPOへの寄付や失業者らへの支援などを検討している。企業価値が上昇すれば、取締役会の判断で拠出する株式の割合を増やせる仕組みとする。
企業価値に応じた拠出拡大も
アンソロピックは「AIは巨…」と説明しているが、詳細は有料記事のため続きは会員限定となっている。
この記事は有料記事です。残り595文字。有料会員になると続きをお読みいただけます。