米マイクロソフトが、英新興企業と共同で進めていた英国最大級のAI(人工知能)向けデータセンター(DC)計画から撤退することが19日、分かった。稼働に不可欠な電力供給網の整備に問題が生じたとされる。
撤退の背景と計画の内容
撤退するのは、英国のAIインフラ新興企業エヌスケールと共同で進めていたロンドン郊外の施設で、英国でマイクロソフトが提供するクラウドサービスの拠点となる予定だった。
AI用スーパーコンピューターを設置し、米半導体大手エヌビディア製の画像処理半導体(GPU)2万3000基を配備する計画で、米英の経済協力の一つだった。
マイクロソフトの声明
マイクロソフトの広報担当者が、読売新聞の取材に明らかにした。マイクロソフトは「エヌスケールと世界規模で進めるAI関連の取り組みは継続する。今回の決定は、あくまで特定の施設に関するものだ」としている。