三菱電機は、自動車機器事業を手がける完全子会社の三菱電機モビリティについて、台湾の受託製造大手・鴻海精密工業の出資を受け入れることを決めた。電気自動車(EV)や自動運転などの分野で協業を進める。
2027年10月までに株式の50%を譲渡
2027年10月までに、三菱電機モビリティの株式の50%を鴻海側に1150億円で譲渡する。これにより、三菱電機と鴻海がそれぞれ半分ずつ出資する形となり、同社は三菱電機の連結対象から外れる。
記者会見で協業の狙いを説明
19日に東京都内で記者会見を開き、三菱電機の加賀邦彦副社長は「鴻海をベストパートナーとして最適な投資をし、30年度に売上高1兆円をめざす」と語った。鴻海の関潤EV最高戦略責任者は「三菱には電子制御技術やソフトウェアの技術が潤沢にあり、相互補完できる」と述べた。
三菱電機と鴻海は26年4月に協業を開始している。