東京スター銀、熊本拠点を移転拡大 TSMC効果で台湾企業取引増
東京スター銀、熊本拠点を移転拡大 TSMC効果

台湾の金融大手「中国信託商業銀行(CTBC)」傘下の東京スター銀行(東京)は21日、熊本市内の拠点を移転・拡大した。台湾積体電路製造(TSMC)熊本工場(熊本県菊陽町)の稼働で台湾企業などとの取引が増えており、体制を強化する。

移転の詳細と規模拡大

JR熊本駅近くの熊本支店を繁華街の市電水道町駅付近に移転した。面積は従来の約2倍の177平方メートルで、応接室を1室から3室に増やした。現在6人の人員についても拡充を検討する。台湾人への認知度を高めるため、国内の拠点としては初めて「CTBC」の看板も掲げた。

取引の拡大と今後の見通し

東京スター銀によると、2023年12月の熊本拠点設置後、法人向け口座の開設数は100を超え、半数以上を台湾の半導体関連企業が占める。台湾人が熊本県内の不動産に投資するためのローンの取り扱いは10億円に上るという。TSMCは28年にも熊本第2工場で量産を始める計画で、今後も取引拡大が見込めると判断した。

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この日、熊本市内で開かれた式典で、伊東武頭取は「台湾企業の熊本での挑戦をサポートし、熊本と台湾の経済界の関係を深める一助となりたい」と述べた。

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