ちいかわ特別展が上海で開幕、中国本土初開催 ファンは映画公開待望
ちいかわ特別展が上海で開幕、中国本土初開催 ファンは映画公開待望

中国・上海市中心部で12日、人気キャラクター「ちいかわ」の特別展が始まった。期間は51日間で、中国本土では初めてという。ちいかわはこの夏に公開された映画が日本で大ヒット中だが、中国では公開されていない。初日に詰めかけたファンからは待ち望む声も聞かれた。

南京西路に等身大の人形100体以上

会場は、高級ブランド店や百貨店が並ぶ目抜き通り、南京西路近くで、カバンに関連グッズをぶら下げたファンらが長蛇の列をなしていた。等身大の人形が100体以上置かれ、世界観を再現しているという。近くの交差点には高さ9メートルの巨大人形3体が現れ、道ゆく人たちがスマホをかざしていた。

「推し」に癒やし求めるファンの声

「熱狂的なファン」という上海の会社員女性(23)は、事前にチケットを購入。「推し」のちいかわは「疲れたときに癒やしをくれる」といい、「展示はとても心温まる内容でアニメの名場面がよく再現されていた」と話した。

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一方、日本映画は昨年11月以降の日中関係悪化の影響で、中国での公開ができない状況が続く。今年7月に日本で公開された「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」も上映されていない。女性は「ちいかわ初の映画版、とても楽しみなのに」と話した。

「谷子経済」で人気、華南にも拡大へ

中国ではキャラクターグッズを集める「谷子(クーツー)経済」が広がり、ちいかわも人気コンテンツの一つとなっている。上海では昨年9月に海外初の常設店ができ、浙江省杭州市や江蘇省南京市にも広がった。中国版X「微博(ウェイボー)」の公式アカウントによると、今月中に海南省三亜市、広東省広州市・深圳市でも開店する予定という。

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