日産キックス、受注1万1388台で上級グレードが86%を占める
日産キックス、受注1万1388台 上級グレード86%

日産自動車が2026年6月18日に発売した新型「キックス」の受注台数が、8月3日時点で1万1,388台に達した。内訳は「G」と「X+」を合わせた上級グレードが全体の86%を占める。

上級グレードの人気は嬉しい誤算?

通算2世代目となる新型キックスは、第3世代「e-POWER」を搭載するハイブリッド車のみのラインアップで、グレードは「X シンプルパッケージ」「X」「X+」「G」の4種類。各グレードで2WDと4WDが選べる。価格は299.97万円~424.82万円だ。

日産は8月5日にオンライン説明会を開催し、販売状況を説明。日本マーケティング本部の寺西章チーフマーケティングマネージャーによると、Xグレードで戦略的な価格設定を行い、お買い得感を打ち出したため、下のグレードの受注比率が高くなると想定していたが、実際は上級グレードが想定以上に売れており、嬉しい誤算となった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

4WD比率は35%と高水準

4輪駆動(e-4ORCE)の比率は35%で、コンパクトSUV市場では高水準。旧型キックスに比べ5%増だという。

オプション装着率では、Google搭載の最上級ナビを多くの購入者が選択。ボディカラーは白、黒、グレーが人気で、Gグレード限定の「レゾナンスブルー」は全体の7%、Gグレード内では15%を占める。

新規ユーザー獲得の状況

購入者の属性は、日産車オーナーである既納客が77%と高い。キックスの新型待ち顧客が初期に集中した結果で、既納客はキックス、エクストレイル、ノート、オーラなどからの乗り換えが多い。

新規ユーザー(未納客)の割合は23%だが、7月は26%、直近では32%まで上昇。寺西さんはこの水準を維持し、可能なら一段階の引き上げを目指したいと話した。

新型キックスの納期は2026年秋ごろ(9月~10月納車)。生産は追浜工場で、閉鎖後は九州に移管される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ