明治ホールディングスの松田克也社長は、中東危機や円安による原材料費高騰を受け、価格転嫁の難しさを認めつつも「やっていかなきゃいけない」と述べた。7月17日に東京都中央区で行われたインタビューで語った。
松田社長は、粉ミルクやプロテインなどが5千円を超えると売れなくなるため、容量を減らして3千円台で販売していると説明。「やはり価格転嫁は難しい。でも、やっていかなきゃいけない。内外価格差はあまりにも大きい」と強調した。便乗値上げは避けるべきだが、コスト上昇分は価格に反映させる必要があるとの考えを示した。
カルテル疑惑への対応
明治を含む大手アイスメーカー6社が、市販用アイスの卸売価格についてカルテルを結んだ疑いが浮上していることについては、「調査に協力していて、会社としても実態把握を進めています」と述べた。疑惑が生じたことについて「社会に心配をおかけしお騒がせしたことに対して、大変申し訳ないと思っています」と謝罪した。
その上で、「(カルテルなどは一般論として)当然やってはいけない。(調査に全面協力して)一回かたをつけなければなりません」と述べ、今後は販売促進や商品価値の向上に努め、消費者の信頼回復を目指す考えを示した。



