アサヒグループホールディングスの勝木敦志社長は、今秋に「アサヒスーパードライ」の味わいとパッケージを一新する方針を明らかにした。10月の酒税改正に向けたリニューアルで、最大の訴求ポイントは「冷え」だとし、「キンキンに冷やすとおいしい。そのことを伝え、スーパードライの価値を一層感じて頂ける市場をつくっていきたい」と語った。
海外販売が好調、中国や英国で成長
海外展開について勝木社長は、2025年に日本以外の世界でのスーパードライ販売数量が前年比15%増加したと報告。中国は40%台前半、英国は20%台前半、米国も10%台前半の伸び率だった。「海外メーカーを買収して足場をつくっただけでなく、スーパードライの海外展開を本格化させる状況が整った。ゾーンに入ってきたと感じる」と述べ、世界中で「スーパードライ、どこでも飲めるようになった」との声を聞くようになったと語った。
国内市場は縮小続く
一方、ビールの国内市場は縮小が続いており、1994年以降の出荷減少が課題となっている。勝木社長はこの状況に対し、リニューアルを通じて国内市場での競争力を高める方針を示した。



