2027年卒初任給引き上げ企業89.1%、3年連続増加
2027年卒初任給引き上げ企業89.1%、3年連続増加

マイナビは7月22日、「マイナビ 2027年卒 企業新卒採用活動調査」の結果を発表した。調査は2026年6月3日~6月20日、新卒採用実績のある企業の採用担当者(3,590社)を対象にインターネットで行われた。

初任給引き上げ企業89.1%、3年連続増加

2027年卒業予定の学生の採用活動を行う企業のうち、初任給を「引き上げた」と回答した割合は89.1%で、3年連続で増加した。従業員規模別では「300人未満」が88.5%、「300~999人」が89.7%、「1,000人以上」が91.1%と、大手企業だけでなく中小企業にも引き上げの動きが広がっている。平均支給額は237,903円で、3年連続で増加している。

4割以上の企業が3年以上連続で引き上げ

初任給の引き上げを「3年以上連続で実施」した企業は43.3%に上る。引き上げの理由は「求職者へのアピールのため」が59.8%で最多、次いで「給与制度の見直しで全社員の給与を引き上げたため」が49.7%だった。効果としては「求職者に対して効果的なアピールに成功した(応募数増加、内定辞退減少等)」や「定着率が上がった・離職が減った」が増加している。

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学生の生成AI活用、8割以上の企業が肯定的

学生が就職活動で生成AIを活用することについて、「使い方を慎重に検討したうえで活用してほしい」が76.6%、「積極的に活用してほしい」が8.2%で、合わせて84.8%が肯定的な見方を示した。一方、「就職活動には利用しない方がよい」は9.0%で年々減少している。対応策として「面接での質問内容を工夫する」が36.2%で最多。前年まで最多だった「対応の必要性を感じていないので対応する予定もない」は26.8%に減少した。

27年卒の採用予定数は「前年並み」が最多

2027年卒の採用予定数を前年と比較すると、「増やした」11.9%、「前年並み」78.8%、「減らした」9.3%となった。「増やした」「前年並み」の理由は「若手人材を確保したいため」が68.8%で最多。「減らした」理由は「前年採用でき、充足してきたため」が53.9%だった。「AIによる業務代替・業務効率化が進んだため」は6.4%、「初任給引き上げや賃上げによって人件費が高騰したため」は5.5%にとどまった。

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