九州を地盤にディスカウント店を展開するトライアルホールディングス(HD)が13日発表した2026年6月期連結決算は、売上高が前期比67.6%増の1兆3471億円と、初めて1兆円を超えた。首都圏など本州でスーパーを運営していた西友を昨年7月に買収したことで規模が拡大し、既存店も好調だった。
店舗数は7割増、営業利益は過去最高
グループの店舗数(6月末現在)は西友の買収によって7割増の621店となり、本業のもうけを示す営業利益は43.9%増の303億円と過去最高だった。最終利益は、買収に伴う費用の計上で70.0%減の35億円だった。
今期は増収増益を予想、シナジー拡大へ
27年6月期は、売上高1兆4582億円、最終利益107億円と増収増益を予想している。西友の客数や売り上げがトライアル傘下となったことで回復してきているといい、トライアルHDは、新業態店「トライアル西友」を増やすなどしてシナジー(相乗効果)の拡大を図る。
地震の影響は限定的
一方、7月28日に熊本県内で発生した地震に伴い、一部の店舗が営業を休止した。現在も同県宇土、宇城、八代市に出店する「トライアル」ブランドの計3店が再開できていない状態だが、現時点で業績に大きな影響はないとみている。



