トヨタ「アルファード」の中古車価格が下落、残クレ時代の終焉と新たな役割
アルファード中古車価格下落、残クレ時代終焉の兆し

トヨタの高級ミニバン「アルファード」の中古車価格が下落している。高い残価設定を武器に、残価設定クレジット(残クレ)で多くのユーザーを獲得してきた人気車種だが、そろそろ飽和状態のようだ。

アルファードの魅力とビジネスモデル

アルファードは国内の道路や駐車場にきめ細かく対応でき、ボディサイズやデザインによる存在感、そして広い室内空間がもたらすずいだくさが魅力だ。そんなLクラスミニバンの実用性とステータスに心を奪われているユーザーに残価設定クレジットを勧め、3~5年後に良質な中古車として再び販売する。これにより高い中古車価格を維持して収益性を高めたのは、トヨタディーラーが構築した見事なビジネスモデルだ。アルファードの人気を作り、支え続けたのは、やはりトヨタディーラーの販売力によるところが大きい。

中古車市場の飽和と価格下落

現行モデルの40系アルファードは2023年登場なので、残クレが満了となり中古車市場に流れてくるのはこれからだが、すでにオーナーからは買い取り価格が下がってきたという声が聞かれる(写真:トヨタ)。しかし、中古車が供給過剰になってしまったことで、さすがにアルファードの残クレ販売も限界を迎えたようだ。

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トヨタの高級ミニバン、アルファードが人気を維持している。当初から突出して人気だったわけではなく、3代目モデルのインパクトのある顔つきでヒットした。さらに、残価設定クレジットによって地方の若者にも手が届くようになり、長期的な人気につながっている。

ディーラーの収益源と新たな役割

自動車ディーラーでは、残価設定クレジットなどのサービスによって収益を確保している。新車販売だけでは収益が得にくくなったからだ。トヨタのサブスクサービス「KINTO」やカーシェアなど、クルマを使ってもらうビジネスもディーラーの収益に貢献している。

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