新日本プロレス社長の棚橋弘至さんが、読者からの悩みに答える「お悩み相談」で、30代女性の「安定した仕事か、やりがいのある仕事か」という転職の悩みに対し、二択ではない「第3の道」を提案した。
「安定」と「挑戦」は敵同士じゃない
相談者は大学卒業後に2度転職し、現在3社目で4年間勤務。1社目は精神的に、2社目は体力的にきつく、落ち着いた環境を選んだという。現在は自分のペースで仕事ができ、前職の経験もあって社内で評価されている一方、「仕事で成長できていないのでは」と不安を感じている。
棚橋さんは「『成長できていないのでは』と不安になるのは、実は伸びしろを探している人だけが感じる、ひとつ上の悩み」と指摘。「悩めている時点で、もう次の一歩の準備は始まっています」と述べた。
「第3の道」とは
自身の26年間の現役プロレスラー生活を振り返り、「『安定』と『挑戦』は敵同士じゃない」と強調。「安定した土台があるからこそ、思い切ったチャレンジができる。今の職場はまさにその『土台』です。焦って壊す必要はありません」と語る。
そして「大事なのは『今のまま』か『夢中になれる仕事に転職』かの二択で考えないこと」とし、新しい資格取得や他部署との連携、後輩の指導など、現在と次のステージをつなぐ「進化」の時間として今を使う「第3の道」を提案した。
「夢中になれるものは、探して見つかるより『気づいたらそこにあった』ことの方が多い」とし、「なりたい自分になれていない」と思ったときが動くタイミングだとアドバイスした。
棚橋さんは「スミレさんはとても『誠実』ですね。3社目で4年、腰を据えて評価を積み重ねてきたこと自体、もう十分、仕事と向き合っていると思います」とねぎらい、「進み続けるスミレさんを全力で応援してますから!」と締めくくった。



