RIZAPグループ、営業利益が前年比約2倍の7.9億円 chocoZAP好調
RIZAP、営業利益7.9億円で前年比約2倍 chocoZAP牽引

RIZAPグループは14日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。グループを牽引する「chocoZAP(チョコザップ)」の積極的な出店投資により、営業利益は前年同期比でプラス3.8億円の約2倍となる7.9億円。下期偏重型の事業構造ながら、最終利益は1.3億円と5期ぶりの黒字化となった。

chocoZAP事業の拡大

グループを牽引するchocoZAP事業は、8月14日時点で国内2030店舗、海外26店舗、合計2056店舗を展開。直営とフランチャイズ(FC)による出店再開と高効率な広告投資で会員数は116.7万人。既存店の95.0%が3ヵ月連続で黒字、恒常赤字はわずか1.9%と、開業から年数を経た店舗は黒字を安定的に維持している(初期店舗は4年間ほぼ全店が黒字)。損益分岐点の半減(2024年4月時点から2026年3月時点)により、更なる出店で収益性と会員数の積み上げが可能な体制となった。

また、一時上昇していたマシン故障率は、修理内製化の推進と巡回体制の強化「ちょこメンテ」により、直近では1.60%まで改善し過去最低水準へ。従来の「清掃スコア」「マシン故障率」の2指標から、会員の“生の声”を取り込んで店舗品質を高める仕組みへと刷新。AIが意見・不満を解析して店舗の改善につなげることで、会員がつけるスコア(満足度)が着実に向上した。

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今後の出店計画と投資

chocoZAP事業は、150億円超えの成長投資し、直営とFCで国内650店舗、海外150店舗となる最大800店舗の新規出店を予定。既存店をリニューアルし、全店舗で最新鋭マシンに刷新するなど、居心地を追求した内装に設備投資する。既存店では最新鋭マシンを30%拡充し、約2万台規模で導入予定。今年本格始動した女性専用店舗は、今期最大300店舗を出店予定。

さらに、AX(AIトランスフォーメーション)へ投資し、AI店長による完全自立型店舗の実現を目指す。8月中旬よりAIトレーナーを導入し、実証検証を開始。トレッドミル(屋内で歩いたり走ったりするための健康器具)で先行導入され、運動中にAIトレーナーによる声かけや励ましにより、来館継続率(=モチベーション)の向上を狙う。

海外展開と子会社の好調

海外展開では、現在26店舗、最大150店舗出店を目指す。今後、韓国で新業態店舗を、マレーシア2号店としてchocoZAP史上最大となる大型店を出店予定。

なお、RIZAPグループ子会社のBRUNOは、2026年6月期通期実績で純利益が8.2億円、営業利益は5.67億円(+28.8%)と過去最高益に。REXTは、2027年3月期第1四半期において営業利益が、前年同期比約2.4倍の5.4億円と過去最高益を達成した。ほか主要子会社3社も営業利益が前年同期比で増益となるなど、事業ポートフォリオの「選択と集中」による構造改革が結実し、連結業績を力強く牽引した。

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