マイナンバーカード、2029年度中に次期カード導入へ デジタル庁が重点計画を公表
マイナンバーカード、2029年度中に次期カード導入へ

7月21日、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が閣議決定された。デジタル庁が公表した同計画では、デジタル社会の実現に向けた理念や原則、AIの活用、DXの推進などについて明記されている。

DXの推進において重要な役割を担うのが、マイナンバーカードだ。マイナンバーカードは2025年12月に保有枚数が人口の80%強に相当する1億枚を超え、確定申告や引っ越しなどのオンライン申請や、健康保険証や運転免許証としても利用されている。

運転免許証の一体化とモバイル運転免許証

さらに、運転免許証やマイナ免許証の携帯を不要にするため、運転免許情報をスマートフォンに記録する「モバイル運転免許証」や、同免許証の海外利用の検討を進め、早期実現を目指す。

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現在、個別に提供されている「マイナポータルアプリ」と「デジタル認証アプリ」を2026年夏頃に統合し、「マイナアプリ」として提供する。

スマートフォンとの連携

スマートフォンとの連携も進めており、2023年5月には「Androidスマホ用電子証明書搭載サービス」を、2025年6月には「iPhoneのマイナンバーカード」の提供を開始。さらに、マイナンバーカードによる本人確認をAndroidスマートフォンのみで行えるよう、2026年秋頃にはAndroid端末にマイナンバーカードの基本4情報(氏名、生年月日、住所、性別)と顔写真を搭載する予定だ。

次期マイナンバーカードは2029年度中に導入

次期マイナンバーカードについては、多くの関連システムで修正が必要になることを踏まえ、より強固な暗号方式を備えたカードの、2029年度中の導入を目指すとしている。2024年3月開催の「次期個人番号カードタスクフォース(第4回)」にて公開された、次期マイナンバーカードのデザイン案も示されている。

マイナポータルの機能拡張

個人向け行政サービスの入り口となる「マイナポータル」の機能拡張も進める。現在、任意の二者間を設定できるマイナポータルの代理人機能を、親権者と子、未成年後見人と未成年被後見人など、法的な関係を確認できる機能を2026年度中に追加するほか、代理人が利用できる手続きを順次拡大する。このほか、自身体から個人にプッシュでお知らせを配信する機能を2027年3月に実装し、2029年度中にはAIエージェントを用いたマイナポータルのサービス利用を実現する予定だ。

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