IKIGAI TOWNは2026年7月28日、「お金の後悔」に関する調査結果を発表した。調査は2026年1月期・2月期に45〜65歳の25,018人を対象にインターネットで実施された。
資産1000万円以上では「使わなすぎ」が後悔の上位に
「仮に人生が来年までと宣言されたら、後悔するのはどちらに近いか」と尋ねたところ、金融資産1,000万円以上では「使わなすぎて、もっと経験すればよかった」が44.4%で、「使いすぎて、もっと貯めればよかった」の11.5%を大きく上回った。
一方、金融資産1,000万円未満では両者がともに23.2%で同率となり、資産額によって後悔の方向性が変わることが示された。さらに金融資産3,000万円以上では「使わなすぎ」が49.0%、「使いすぎ」が8.6%となり、その差はさらに広がった。
「ほどほどに残せばよい」が最多、老後資金への不安も
人生観については、金融資産1,000万円以上で「ほどほどに残せばよい(迷惑をかけない程度)」が53.5%で最多だった。「できるだけ多くの資産を遺して、一族の安定を保ちたい」は12.0%、「自分の代で全て使い切り、人生を謳歌して死にたい」は24.6%だった。
人生の豊かさを感じる要素を我慢している理由では、金融資産1,000万円以上で「老後の資金を確保するために我慢している(お金はある程度あるが、将来のために使わずに貯めている)」が32.8%で最多。老後に向けて「5,000万円以上」を目標資産額とする人は、金融資産1,000万円以上で46.9%、金融資産3,000万円以上では66.8%に達した。
老後資金に「非常に不安」「やや不安」と答えた人は、金融資産1,000万円以上でも59.8%、金融資産3,000万円以上でも48.1%に上った。
「使ってよい額」の目安がなく、貯蓄に傾く傾向
人生の豊かさを決める要素(複数回答)では、金融資産1,000万円以上で「趣味」が51.8%、「家族との時間」が44.8%、「旅行」が41.4%だった。一方、「新たに取り組みたいこと」では「特に新しいことはせず、死ぬ瞬間に最も資産が多い状態を目指して、今まで通り運用・貯蓄を続ける」が40.4%で最多となった。
やりたいことは明確で、資産を遺すことが目的でなくても、使えないのは「いくらまでなら使っても将来が破綻しないか」の目安がないためだという。同じモニター調査の別の回では、「毎月どのくらいなら将来に大きな影響なく使えるか」を金額まで把握している人は10.0%にとどまった。目安がないまま、将来への不安から使わずに貯め続けることが、「もっと使えばよかった」という後悔につながっているとしている。



