欧州投資ファンド「EQT」は14日、飲食店情報サイト「食べログ」などを運営するカカクコムへの株式公開買い付け(TOB)価格を1株3681円から3682円に引き上げ、同日を期限としていたTOB期間を今月28日まで延長すると発表した。関東財務局に提出した訂正公開買付届出書で明らかにした。EQTによる価格引き上げは6回目となる。
買収争奪戦の経緯
EQTは5月、1株3000円で7月までの期間でTOBを開始した。その後、LINEヤフーと米投資ファンドのベインキャピタルが共同でカカクコムに買収提案し、争奪戦に発展。EQTはTOB価格の引き上げと期間の延長を重ねており、直近では、9月29日に1株3680円から3681円に引き上げ、期限も同日から10月14日に延長した。
LINEヤフー陣営の計画
一方、LINEヤフー陣営は、カカクコムの大株主のKDDIの協力が得られる場合は1株3720円、得られなければ3597円でのTOBを計画中だ。必要な競争法上の手続きは全て完了しているとして、カカクコムから賛同を得るなどの条件が整えばTOBを開始する方針を示している。