米航空機大手ボーイングは、約1カ月にわたり続いていたストライキを終結させる暫定合意を労働組合と発表した。組合員による批准投票が行われ、承認されればストは正式に終了する。
暫定合意の内容
暫定合意には、今後4年間で総額25%の賃上げや、ボーナスの増額などが含まれている。ボーイングは声明で「この合意は従業員とその家族、そして会社にとって最善のものだ」と述べた。
ストライキの背景
ストライキは、組合員が新たな労働協約を拒否したことから9月13日に開始。約3万3000人の労働者が参加し、米国西海岸の主要工場で生産が停止していた。
ストライキにより、ボーイングの主力機「737 MAX」などの生産に遅れが生じ、同社の財務状況に悪影響を及ぼしていた。アナリストは、ストライキによる損失は数十億ドルに上ると試算している。
今後の見通し
組合員による批准投票は19日に行われる予定。賛成多数で承認されれば、労働者は直ちに職場に復帰する見通し。ボーイングは生産再開に向け、サプライチェーンの調整を進めるとしている。



