2027年度に1.4兆円の黒字見通し
内閣府は30日、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)が2027年度に1.4兆円の黒字になるとの試算を公表した。経済財政諮問会議で提示したもので、前回6月時点の見通し(2.1兆円の赤字)から大きく改善した。ただし、この試算には高市首相が表明した食料品の消費税率引き下げが盛り込まれておらず、今後の見通しが悪化する可能性がある。
2026年度のPBは1.2兆円の赤字を見込むが、2027年度は税収増により黒字化する見通し。実際に黒字化すれば1991年度以来36年ぶりとなる。
GDP成長率見通しを下方修正
内閣府は同日、2026年度の実質GDP成長率見通しを前年度比0.9%増に下方修正した。今年1月時点の見通し(1.3%増)から0.4ポイント引き下げた。要因として、中東情勢を受けた原油価格の上昇が個人消費や住宅投資を下押しすることを挙げている。



