個人向け国債の利率が過去最高、販売好調で新商品も検討
個人向け国債の利率が過去最高、販売好調で新商品も検討

個人向け国債の販売が好調だ。2026年度は4カ月で3兆円分が発行され、すでに前年度の発行高の半分に迫る。この勢いが続けば通年で過去最高となるのは確実だ。商品ごとの利率は相次いで過去最高をつけ、「金利のある世界」で存在感を高めている。

個人向け国債の種類と特徴

個人向け国債は、満期まで利率が変わらない「固定3年」「固定5年」、実勢金利に応じて半年ごとに利率が変わる「変動10年」の3種類がある。いずれも現在は毎月発行され、1万円から買える。利子は半年ごとに支払われる。買って1年たてばいつでも元本保証で換金できる。長らく変動10年が中心だった。証券会社や銀行、郵便局で買え、インターネットでも手続きができる。

過去の発行実績と現在の好調

財務省は05年度、過去最高の7.2兆円分の個人向け国債を発行し、06年度も7.1兆円と同水準だった。リーマン・ショック後の09、10年度の販売は1兆円台に低迷したが、近年は復調傾向で、25年度は19年ぶりの高水準となる6.1兆円分を発行した。好調の理由は高まる利率だ。

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