EV補助金、来年から4割減の78万円に 販売急拡大で予算消化進む
EV補助金、来年から4割減の78万円に 販売急拡大で予算消化進む

経済産業省は21日、電気自動車(EV)などを購入する際の補助金を、2027年1月から2~4割引き下げると発表した。EV販売が大幅に伸びて予算の消化が進んだため、額を抑えて補助を続ける。

補助金の新たな上限額

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の上限を、EVは78万円、プラグインハイブリッド車(PHV)は51万円、燃料電池車(FCV)は90万円にし、いずれも4割引き下げる。軽EVは2割減の45万8千円にする。対象は来年1月1日以降に新車登録する車両。

販売急拡大と予算消化

背景にはEV販売の急拡大がある。今年1月に経産省が補助金を引き上げたことを受け、1~9月のEV(軽自動車を除く)の販売は前年同期の約3倍の約8万台に膨らんだ。25年度補正予算に計上した約1100億円の消化も進み、経産省は今の補助額での申請を12月上旬にも締め切る見通しだ。

経産省は現在の予算を使い切る前に新制度へ移行し、補助を継続する方針だ。