2027年春夏のパリコレクション会場で、世界各地から集まったファッション関係者の間で、タイトスカートが目立った。9月28日から10月6日まで開催されたコレクションでは、草花柄や透け素材など個性的なスカートをまとった来場者が注目を集めた。
ルイ・ヴィトン会場の赤い草花柄スカート
ルイ・ヴィトンの会場に現れたファッション誌ディレクター、バレリア・ベッソロロピズさんは、草花を描いた膝下丈の赤いタイトスカートを主役に、全身を同系色でまとめた。足元は厚底サンダルでスタイルアップし、耳元にはサンゴを模したビンテージイヤリングを飾っていた。
バレンシアガの会場では、青いバラが大胆に描かれたスカートをはいた雑誌編集者の女性が、白の透ける素材のカットソーと合わせて軽快な雰囲気を見せた。
個性的なデザインと着こなし
来場者の注目を集めたのは、ボルドー色のレザートップスに、羽根と裾すぼまりのペンシルタイプのスカートを合わせた女性だった。「タイトスカートは女性を上品に見せるから好き」と話していた。
イタリアの雑誌編集者マルタ・オルディリーニさんのスカートは、太ももあたりから透ける素材に切り替わり、スパンコールやビーズで赤い花があしらわれていた。イタリアの広告クリエイター、マハ・ハイダーさんはピンク色のレースのスカートにパーカを合わせ、洗練されたスポーツスタイルに。デザイナーのマリス・トンプソンさんはスカートと靴を同じオレンジ色でそろえていた。
クラシカルなアイテムの復権
ここしばらくゆったりとしたボトムスが人気だったが、近年のコレクションではクラシカルな雰囲気のアイテムが復権傾向にある。かっちりしやすいタイトスカートを色柄や着崩しで個性を打ち出す楽しみ方が、今らしいとされる。