長期金利が歴史的な節目である3%をうかがう勢いだ。18日は指標となる新発10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)し、一時、約30年ぶりの高水準となる2.945%をつけた。金利高が重荷になり、18日の東京株式市場では日経平均株価が大幅反落し、前日から1700円超も値を下げた。
日銀の早期利上げ観測が主導
最近の長期金利の上昇を主導するのは、日本銀行による早期の利上げ観測だ。日銀の金融政策に敏感に反応し、長期金利を押し上げる2年債や5年債の利回りは前日に続き18日も高水準だった。
みずほ証券の丹治倫敦氏は「円安修正のための協調介入に米国に協力してもらっただけに、『日本もやるべきことをやらざるを得ない』との見方が広がった」と話す。日米の金利差の縮小に向け「日銀が利上げペースを加速させるだろうとの観測が強まった」とみる。
海外金利高も影響
こうした動きに加え、海外の金利上昇も長期金利を押し上げる要因となっている。



