円相場、半年ぶり153円台後半 日銀の利上げ観測で円高進む
円相場、半年ぶり153円台後半 日銀の利上げ観測で円高進む

8日の東京外国為替市場で、対ドル円相場は円高が進み、一時153円台後半をつけた。今年2月下旬以来の円高ドル安水準となる。日本銀行の利上げペースが速まるとの見方が市場で強まる中、ドルを売り、金利が高くなりそうな円を買う流れが強まっている。

円高の背景にある複数の「円買い」要因

対ドル円相場は160円前後で推移してきたが、9月に入って円高傾向が強まっている。背景には複数の「円買い」要因がある。

一つはベッセント米財務長官の発言だ。米財務省によると、ベッセント氏は8月30日に日銀の植田和男総裁と面会し、大幅な円安に「断固とした市場・金融政策上の措置を講じることを強く支持する」と伝達。9月1日には記者会見で日本について、「(財政拡張や金融緩和に積極的な)リフレ政策はやめるべきだ」とも述べた。

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市場が早期利上げに期待感

市場は、ベッセント氏が早期利上げに期待感を示したと受け止めた。日銀審議委員会見、GPIFの動向も影響か。

2日には、日銀の高田創審議委員が追加利上げについて「一定のペースにとらわれず機動的に」との考えを示しており、金融政策の正常化が加速するとの観測が円買いを後押ししている。

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