東京市場トリプル安、原油高で株・円・債券が全面安 日経平均1811円安
東京市場トリプル安、原油高で株・円・債券が全面安

24日の東京金融市場は、株と円、債券がそろって売られる「トリプル安」の展開となった。中東情勢の悪化による原油先物価格の上昇が、景気を冷え込ませるとの懸念が広がったことが影響した。

原油高が引き金に

イランの支援を受けるイエメンの反政府勢力フーシが、紅海でサウジアラビアのタンカーを攻撃したと伝わり、米東部時間23日のニューヨーク原油先物市場では、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の先物価格が一時、1バレル=93ドル台半ばまで上昇した。

為替・債券市場への波及

24日の東京外国為替市場では、原油価格の上昇などを受けて基軸通貨ドルに対する「有事のドル買い」が進み、円相場は一時、1ドル=163円95銭まで下落した。午後5時は、前日(午後5時)比45銭円安・ドル高の1ドル=163円76~78銭で大方の取引を終えた。

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東京債券市場では、原油先物価格の上昇が長期化することへの懸念から、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前日終値比0・045%高い2・815%に上昇(債券価格は下落)。終値は0・025%高い2・795%だった。

株式市場も大幅安

また、東京株式市場では、日経平均株価(225種)の終値が前日比1811円45銭安の6万4611円15銭となり、2日ぶりに下落した。原油価格上昇を背景とする米株安を受け、日経平均への影響度の大きいAI(人工知能)や半導体関連株を中心に売りが広がった。

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